転職活動を始めている人であれば、『パソナ』という名前を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?日本の人材業界でリクルートに続く、業界第2位の会社となっています。
パソナには様々な事業がありますがその中で、転職者向けの転職支援を行っているのが『パソナキャリア』となっています。
またパソナキャリアのサイトでは、公開されてい求人に自身で応募して選考を進める『転職サイト』と、アドバイザーが求職者に合った求人などを紹介して企業とマッチングを行う『転職エージェントサービス』の2つがあります。
前者は誰でも登録可能ですが、後者は登録基準がかなり厳しいと言われています。今回の記事ではそんな登録基準の実態についてご紹介をさせていただきます。
これからパソナキャリアを利用して転職活動を始めてみようと検討している方はぜひ最後までご覧いただければと思います。
パソナキャリアの登録基準について
まずはじめに、パソナキャリアへの登録基準は明確には公表されておりません。表面上は誰でも登録可能となっています。しかし実際に登録をして登録基準に満たない場合、求人が紹介されなかったり、放置に合ってしまうケースがあるそうです。
そのため、どのような基準をクリアすればこのような自体を避けることが出来るのか過去の体験事例などをもとにこれからご紹介をさせていただきます。
パソナキャリアの登録で必要な条件
- 同一業界から同一業界への転職で転職先で活かせるスキルを既に保持している
- 転職回数が常識の範囲内の人
- 一企業での経験年数が3年以上の人
これらに共通して言えることは、『即戦力として働け、長くその企業に貢献できる人材』であると言った点です。
パソナキャリアは人材紹介以外にも様々な事業を行っており転職者がそのまま別な事業の取引先となるケースもあります。そのため自社が推薦した人材に責任を持って企業へ紹介を行っている姿勢を感じることができます。
上記の理由から、TOEIC900点以上、〇〇資格を持っていますといった一見すごい!と思われるような人材でも経歴や求職者のバックグラウンドがしっかりとしていない場合は登録拒否となってしまう場合があるので注意が必要です。
その他にも、転職までの空白期間がある、年齢が転職適齢期を過ぎている(概ね40歳以上)など人材としての価値が無いと判断されてしまう場合も拒否の自由にあたると推測されています。
パソナキャリアに登録拒否されても諦めない!立ち止まらずに転職活動を続行しましょう
上述させていただいたとおり、パソナキャリアは他エージェントに比べると少し厳しい審査基準を設けています。
しかしながら転職者はその人それぞれの理由や思いがあって行動をされています。基準に見合わないからと言って、過去の経歴や持っているスキルを急に変えることはできません。
そんな時は落ち込むこと無く次に紹介する方法で転職活動を続行してみてください。
パソナキャリアへの登録は諦めて別なサイトへ登録
パソナキャリアの求人情報はたしかに有益なものが多いですが、世の中には他にも多数の転職エージェントが存在しています。
パソナキャリアに拒否をされてしまった人は、あくまでパソナの基準見合わなかっただけで他のサイトでは受け入れらたり評価されるケースが多々あります。ですので、あまり深く考えること無く色々なサイトへ登録してみることをおすすめします。

転職の方向性を改めて確認
先に説明をさせていただいたとおり、パソナキャリアの審査基準には人材価値や就業先の一貫性を求められるケースがあります。これら要素はすぐに変えることはできませんが、面接などの際にも企業側へ質問を求められるケースがあります。
そのため、聞かれた場合に明確な回答が出来るように今一度キャリアを見直し、自分なりの意見を持ち合わせておくように準備をしておきましょう。
最後に
パソナキャリアの特徴や審査基準についてすこしはご理解いただけたのではないでしょうか。
今回ご紹介をしたパソナキャリアのように転職エージェントにはそれぞれ求められる基準や人材、得意としている求人ジャンルなどは異なっています。
利用を始める段階でそれが分かれば苦労はしませが、転職は人ぞれぞれ様々なバックグランドを抱えていますので一概にどこの会社が良いのか説明をするのが難しい現状です。
そのためおすすめは複数のエージェントに登録(最低5社以上がおすすめ)を行い、使い始めてからその良し悪しを判断することです。
実際に使っていく中で、ここが良いな!と思う会社を1社でも見つけることができれば、そこに主軸をおいて活動していけば明るい未来が待っていることと思います。
転職活動中、これから転職を始めようとお考えの方はぜひこの記事を参考にしていただき自分自身にあった転職エージェントを見つけていただければと思います。

